信用取引のしくみは?

委託証拠金が信用取引の肝!

昨今の不安定な株式市場において、信用取引が存在感を増しつつあります。信用取引とは証券会社から資金や株そのものを借り、それをもとに株取引を行う取引手法のことですが、どうしてこのような取引が行えるのでしょうか?
証券会社から資金や株を借りるためには、借りる投資家側の信用情報が必要になります。この信用情報とは具体的に専用口座を開設するために必要な現物取引における一定度の経験と、委託証拠金という資金のことを指します。特に重要なのが委託証拠金で、証券会社から借り受けた有価物に損失が生じた際、その毀損分を補填するのに活用されます。つまり、信用取引とは理論的に委託証拠金によって損失が埋め合わせられる分だけ、証券会社から資金や株を借りて取引を行うことができるというしくみを持っているのです。

証券会社から借りた有価物には金利がかかる!

信用取引では、証券会社から資金や株といった有価物を借りて株取引を行うため、借りたこれらの有価物には期間に応じた金利がかかってきます。金利のかかり方やその額は証券会社によって大きく違ってきますが、基本的に長く借りれば借りるほど金利がかさみます。このことをよく認識しておかなければ、金利のみで大きな損失を抱えることにもなりかねないため、注意が必要です。
一方で金利は日またぎで賦課されるのが一般的であるため、証券会社によっては借りたその日のうちに返済するデイトレードであれば金利がかからないようなしくみを採用している所もあります。この金利は信用取引をする上で絶対に忘れてはならない重要な要素であるため、最初に証券会社を決める段階から自分に合ったサービスを提供している所を選ぶようにしておきましょう。